
「不思議なもので、嫌いだった書道をやっています。うまく書けると嬉しいですね。精神統一ができる。特に『永遠』という文字が素晴らしい。書道のすべてがつまっているので、皆さんも良かったら書いてみてください」
実は山川、意外と多趣味だ。’18年3月の『FRIDAY』のインタビューでは、自慢げにこう話していた。
「小学生の時には(地元)沖縄県内で唯一のリンクでアイススケートを習っていましたし、仲のいい友人のお姉さんにピアノを教えてもらったこともあります。楽譜は読めませんが、ベートーヴェンの『エリーゼのために』や久石譲さんの『Summer』などは弾けますよ。一番の特技は、母親の勧めで5歳から習っている書道かな。腕前は八段。求められれば、座右の銘にしている高校の野球部モットーを書きます(掲載写真)。今でも気持ちが後ろ向きになった時、思い返して自分を引き締めているんです」
DeNAの左腕・石田健大は携帯アプリ「mikan」で英語を猛勉強中。米国のサスペンスドラマ『プリズンブレイク』を、言語で鑑賞するのが目的だという。工藤公康監督みずから、リモートで自宅での過ごし方に指示を出しているのはソフトバンクだ。
「左肩を脱臼したことのある高田知季には、リハビリをかね長風呂と腕立て伏せ。今宮健太は2kgの鉄アレイで、毎日筋力トレーニングをさせているようです。選手の多くが、素振り用の小型バットなど練習器具を球団から借りて練習しています。万全とはいえませんが、できる限りのサポートはしているんですよ」(球団関係者)
とは言え、自宅での調整には明らかに限界がある。家にトレーニングルームがあるような一流選手はまだしも、ワンルームマンションに住む独身の若手の現状は厳しいようだ。
「最初はストレッチなど地味にトレーニングをしても、一人では長続きしないようです。何か参考になればと、『ビリーズブートキャンプ』のDVDを見ている選手はまだ良いほう。多くの若手が『毎日スマホをいじり、ゲームばかりしている』と話しています」(前出・記者)
いざ開幕となっても、身体ができあがっておらずモチベーションも上がらないとなれば、ファンを魅了するパフォーマンスなど望むべくもない。思い切り練習もできない選手たちのボヤキは、ますます増えそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200408-00000005-friday-base
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Source: ベイスターズ速報