普段の買い物はコンビニでもドラッグストアでもほぼPayPay。気がつけば毎月3,000〜5,000ポイントくらいはザラに貯まっていて、そのポイントを通信料の支払いに充当できるのがとにかく楽なのだ。最初は「たかがポイントでしょ」と思っていたけれど、実際に家計簿を見返すと月々のスマホ代が実質2,000円近く浮いている計算になる。これは想像以上に大きかった。
でも、ここまで気持ちよく使えているのには裏がある。契約時のプラン選びやキャンペーンの見極めを間違えると、驚くほど高い買い物になってしまう危機感と常に隣り合わせなのだ。
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「ペイトク無制限」だけじゃない、意外と知らないプランの落とし穴
僕が加入しているのは「ペイトク無制限」である。データ容量を気にせず使えて、先ほど話した通りPayPayポイントがどんどん貯まる。普段から動画をよく観るし、外出先でテザリングもそこそこ使う身としては、まさに理想的なプランだった。
しかしここにきて、大きな転機が訪れている。なんと新規受付が2026年6月1日で終了してしまうのだ。しかも、終了を待たずして7月1日からは基本料金が550円も値上げされる。「ずっとこのまま使えるだろう」と高を括っていた僕には寝耳に水で、正直かなり焦った。
では、これから契約する人はどうすればいいのか。選択肢となるのが、6月2日から提供開始される後継プラン「ペイトク2」だ。基本料は1万538円と、今より約900円高くなる計算だが、PayPayポイントの付与率が従来の2%から引き上げられるという話もある。ただし注意したいのが「PayPayカード ゴールド」を持っていないと恩恵をフルに受けられない点で、まんまとカード契約を迫られるあの感じがどうにも苦手な僕は、ここが一番の悩みどころだ。
ちなみに、動画をあまり観ないライトユーザーには「ミニフィットプラン+」という選択肢もある。2GBまでなら月3,000円台前半から使えて、通話もほとんどしない人なら十分すぎる内容だ。ただ、「格安SIMのほうがもっと安いのでは」という考えが頭をよぎると、単純に飛びつけない自分がいるのも事実だ。
オンライン限定割引は知っている人が確実に得をする
本体価格を少しでも抑えたいなら、絶対にソフトバンクオンラインショップを使うべきだと僕は声を大にして言いたい。
店頭だと何かと「頭金」や「販売手数料」というよくわからない名目で数千円が上乗せされることがある。しかしオンラインなら頭金はゼロ。しかも、店頭でかかる契約事務手数料3,850円が、オンラインだと値引きされるケースまであるのだ。
僕が家族の回線をMNP(他社からの乗り換え)したときは「オンラインショップ割」を適用した。これだけで機種代金が最大43,872円も割引された。さすがにこれはビビった。送料も代引き手数料も無料だったから、自宅にいながら手続きがすべて完結する気楽さは一度味わうと病みつきになる。
最大のライバルは「U18オンラインショップ割」だ。5〜18歳以下の新規契約であれば、機種代金が最大43,896円も割引されるというのだから、学生のいる家庭はもうこれ一択といっても過言じゃない。
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最も注意すべき「新トクするサポート+」の巧妙なカラクリ
そして、ソフトバンクのiPhone購入時に絶対に無視できないのが「新トクするサポート+」である。簡単に言うと、48回分割で端末を買って、1年後か2年後にその端末を返却すれば、残りの分割金の支払いが免除されますよ、という仕組みだ。
確かに、最新のiPhoneを月々の支払い1,000円台で持てるのは破格だと思う。ただ、その裏には巧妙な仕掛けがある。返却時に「特典利用料」として最大22,000円が請求されるのだ。「ちょっと待って、残りが免除されるって言ったじゃん」と僕も思わず二度見した。さらに「買替え応援割」というキャンペーンを使えばこの特典利用料が免除になるのだが、これはあくまで“対象機種に買い替えた場合”の話。別のキャリアに乗り換えたい人には関係のない特典なのである。
もっと怖いのが、端末に傷や不具合があると「査定条件を満たさない」と判定され、特典利用料22,000円に加えて、さらに機種の残債まできっちり請求されることだ。僕の知人は、画面にうっすら焼き付きがあるという理由でこれを食らい、トータル5万円近くを請求されて泣きを見た。この「新トクするサポート+」を申し込むときは、端末を裸で使うのは危険だと思ったほうがいい。ケースと画面保護フィルムはマストだ。
乗り換え(MNP)は思ったより簡単だった
実際に他社からソフトバンクへMNPしたときの話をしよう。
まず、今契約しているキャリアでMNP予約番号を発行してもらう。電話かWebで数分の手続きだ。有効期限は15日間なので、それまでにソフトバンクで申し込む必要があるのだが、僕が使ったオンラインショップは24時間受付中。夜中の2時に思い立って手続きしたが、本人確認書類の画像をアップロードするだけでスムーズに進んだ。
端末が届いたら、あとはSIMを差し替えて、My SoftBankから開通手続きをするだけだ。店舗に並ぶ煩わしさを考えると、オンライン完結型の今のスタイルは正直ラクすぎて、もう二度と実店舗には行きたくないとさえ思う。
リアルな不満も正直に書いておく
これだけ褒めておいてなんだが、不満がないわけではない。
まず、7月1日からの料金改定で、契約中の僕も含めて一律で値上げされるのが納得いかない。物価高騰のご時世だから仕方ないのかもしれないが、「長期ユーザーこそ優遇する」という文化が日本から消えつつあるのを肌で感じてしまう。
あとは、何かトラブルがあったときに「ソフトバンクショップに行けばいいや」と思っていると痛い目を見る。なぜなら、オンラインショップで購入した端末は、店舗でのアフターサポートが限定的なのだ。初期不良ですら、窓口によっては「オンラインで交換手続きを」と突き返されることがある。サポートに手厚さを求める人は、最初から実店舗で契約したほうが無難かもしれない。
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結局、ソフトバンクiPhoneはこんな人に向いている
最後に、実体験を踏まえた本音を書いておく。
ソフトバンクのiPhoneは、間違いなく「PayPayを日常的に使い倒す人」に向いている。ポイントの貯まり方と使い勝手は他のキャリアの追随を許さないレベルだ。それに、オンラインショップ限定割引をフル活用できる人も得をする。店舗に足を運ぶ時間と手間をカットできるだけで、年間の維持費はグッと下がる。
逆に「細かい仕組みを調べるのが面倒」「とにかくシンプルでいたい」という人は要注意だ。プランやキャンペーン、返却プログラムなど、どれも一筋縄ではいかない仕様になっている。特に「新トクするサポート+」は、使いこなせば鬼のようにお得だが、条件をひとつ間違えると高くつく、まさにハイリスク・ハイリターンのプログラムだ。
最後の最後で迷っているなら、まずはソフトバンクオンラインショップのシミュレーション画面を開いて、月額料金の目安を出してみるといい。あとは、この記事で話した注意点を頭の片隅に入れつつ、あなたにとって一番ストレスのない選択肢を選んでほしい。
僕は来月、ペイトク無制限からペイトク2へ乗り換えるか、それとも格安SIMに移るか、妻と一緒に頭を抱えながら悩むつもりだ。
