吉本ここねが首位キープ「ベストを尽くす」　プロ８年目の２５歳が初Ｖかけて週末へ…女子ゴルフ

　7月4日、神奈川県の戸塚カントリークラブで開催されている女子プロゴルフツアー「資生堂・JALレディス」2日目で、プロ8年目・25歳の吉本ここね選手が注目を浴びました。3バーディー、2ボギーで通算6アンダーを記録し、首位をキープしました。

　前半では12番ホールでボギーを叩くも、13番のパー5で7メートルのロングパットを沈めて見事にバウンスバック。その後も苦しい場面を乗り越え、18番と後半の2番ホールでそれぞれバーディーを重ねる安定したプレーを披露しました。

　吉本選手は「ティーショットが荒れていて前半は厳しかったけど、今日はパッティングが良かった」とコメント。その好調の裏には、自身の課題であったアライメント（ターゲットに対する構え）の改善があり、感覚を取り戻せたことを喜びました。

　また、2019年大会時にコンビを組んだハウスキャディーとの再タッグも好影響を与えています。「このコース特有の傾斜や起伏について多くの助言をもらい、特に13番ホールでは大きな助けになった」と感謝を表しました。

　首位を守り続ける吉本選手は「成績は意識せず、ベストを尽くしたい」と冷静さを保ちながらも、念願の初優勝に向けて力強い一歩を踏み出しました。週末に控える決勝ラウンドでの更なる活躍に期待が高まります！