スタートホールは簡単で後半ほど難しくなるってホント!? ゴルファーが知っておくべき「ハザードの配置傾向」とは?
ゴルフコースのハザード攻略の鍵とは?後半戦での難易度上昇に注目
ゴルフといえば広がる緑のフェアウェイが象徴的ですが、その一方でプレーヤーを苦しめるバンカーや池などのハザードが待ち受けています。特にビギナーにとっては攻略が難しいこれらの要素ですが、実はハザードやトラップの配置には「後半に向けて難易度が上がる」という傾向があるようです。
ゴルフ場設計の専門家によると、スタートホールは比較的優しめの配置ですが、4ホール目以降になると起伏やバンカーが増え、終盤のホールでは最大の難易度を迎えます。この工夫により、プレッシャーや逆転劇が演出され、ゴルフ特有のドラマが生まれるのです。有名な井上誠一氏設計のコースでも、ハザードの多くは後半に集中しているといいます。
また、トラップについてはコストよりも設計者のアイデアが重要で、地形を活かした工夫が凝らされています。例えば、上級者向けには狭い安全地帯を、ビギナー向けには平らな着弾地点を用意するなど、巧妙な設計がされています。
プレーヤーとしては、ハザードやトラップを攻略するためにコースマネジメント力が求められるでしょう。特に最新の技術を活用したカートナビやスマホアプリがあるとはいえ、最終的には冷静な判断力と経験がものを言う場面も多いはずです。
ゴルフの面白さを一層引き立てるハザードやトラップ。その攻略は、ゴルファーの腕前を試すだけでなく、ゴルフコース設計の奥深さにも触れる絶好のチャンスと言えるでしょう。
