パナソニック・オープンで輝いた菅沼菜々の挑戦
菅沼菜々選手、逆境を乗り越えて首位浮上!
女子ゴルフツアーのパナソニック・オープン第2日目が開催され、菅沼菜々選手が大きな飛躍を遂げました。第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われたこの日、17位からスタートした菅沼選手は6バーディー・ボギーなしという完璧なプレーでスコア「66」を記録。通算7アンダーで首位に躍り出ました。
ショットの調子は良かったものの、今季はなかなかパットが決まらず苦戦していた菅沼選手。しかし、この日はついにパットの感覚を取り戻し、リズムよくプレーができたと語ります。特に序盤の10番・11番では、見事なアイアンショットで連続バーディーを決め、勢いに乗った様子がうかがえました。17番ではチップインバーディー、18番では2メートルのバーディーパットを成功させるなど、流れをしっかりつかんでいました。
昨季はシード権を失い、今季も苦戦続き。しかし、先週男子ツアー「前澤杯」に出場したことが復調のきっかけとなり、男子プロのプレースピードを意識したことが自分に合っていたと語っています。「逃げずにピンを狙う」積極的な姿勢が戻り、プレーに自信を取り戻したことが大きな収穫となりました。
また、5月2日には自身初のデジタル写真集「Nana’s Moment」もリリース。ゴルフを知らない人にもその魅力を伝えたいと語っており、発売週に優勝すれば最高のプロモーションになるかもしれません!ツアー3勝目に向けて、「楽しみながらプレーしたい」と話す菅沼選手。最終日も笑顔で戦う姿に期待が高まります。
