衝撃の58を超える！石川遼の名古屋GC和合挑戦

　国内男子ツアーの名門大会「中日クラウンズ」が名古屋GC和合Cで65回目の開催を迎えます。この大会は、国内ツアーで最も長く同じコースで続けられており、特有の格式と雰囲気から「日本版マスターズ」との評価を受けています。

　石川遼選手にとって、この大会は特別な舞台。2010年大会の最終日に「58」というスコアで逆転優勝を遂げた彼の記録は、ギネス世界記録に認定されました。今年33歳で13回目の出場となる石川選手は、「これからの2勝目、3勝目が大きな意味を持つ」とさらなる成長への意欲を語ります。

　名古屋GC和合Cは総距離の短いコースながら、過去10大会では40代のベテラン選手が半数の優勝を果たしてきました。コースの経験値が大きな強みとなる一方、毎年異なるコンディションが求められるため、熟練の技術と対応力が試されるのもこの大会の醍醐味です。

　石川選手が目指す和合2勝目は、彼のキャリアにおいて特別な意味を持つはず。今年も注目が集まる中日クラウンズで、新たな歴史が刻まれることを期待しましょう。