女子プロ「ボール線入れ事情」何のため?何色? 青木瀬令奈、稲見萌寧の見解は

スポンサーリンク
女子プロ「ボール線入れ事情」何のため?何色? 青木瀬令奈、稲見萌寧の見解は

女子プロの「ボール線入れ事情」:その秘密と活用法に迫る

 女子プロゴルフ界では、「ボールに線を入れる派」と「入れない派」が存在します。その使い方や目的には選手ごとの工夫があり、興味深い特徴が浮き彫りになっています。今回は、パットの名手として知られる青木瀬令奈選手にボール線の役割や使い方を伺いました。

ボール線のメリットと使い分け
 青木選手は、パターのサイトラインと色を合わせることで集中力を高めています。特に短い距離のショートパットでは線を活用し、狙いを明確化。一方で、感覚を重視する長い距離では線をあえて見えないようにしてプレーしています。「線が感覚を邪魔することがあるので、後ろに向けて打つこともある」と語る青木選手は、シチュエーションによって線を使い分けています。

練習での重要な役割
 試合よりもむしろ練習でボール線を活用し、日々の調整に役立てているのも特徴です。青木選手は「目線のズレ」を修正するために線を使わず打つ練習を行い、最後にショートパットで芯を合わせる練習で仕上げています。「ボールとパター両方の芯が一致したとき、転がりが違う」と語り、その精度を追求しています。

他の選手たちの例
 鈴木愛選手は、緑の線を使いキャディに描いてもらうスタイルを採用。また、稲見萌寧選手は目立つ赤色を活用し、転がり具合の確認にも使っています。調子の良し悪しを線のブレで判断し、日々の調整に役立てているとのこと。

 選手ごとに異なる「線の哲学」が、試合や練習での成果を左右する鍵となっています。

続きを読む

スポンサーリンク