石川兄弟、ともに順位下げる　遼「悪い方にいきかけた流れを止められた」

　4月11日に行われた東建ホームメイトカップ第2日（三重県・東建多度CC名古屋）では、片岡尚之選手（27）が1イーグル、5バーディー、1ボギーの65を記録し、通算11アンダーで2位に浮上しました。昨年結婚し、今年2月に第1子となる長男が誕生した片岡選手は、国内ツアー開幕戦で4年ぶりの2勝目へ向けて好調をキープしています。

　通算12アンダーで単独首位に立ったのは生源寺龍憲選手（26）。64で回り安定したプレーを見せました。一方、主催者推薦で出場した女子選手の寺西飛香留選手（24）は通算8オーバーで予選落ちとなり、「また出たい」と次回への意欲を語りました。

　石川遼選手と弟の航選手はともに首位からスタートしましたが、それぞれ通算8アンダーで5位、6アンダーで16位と順位を落とす結果に。遼選手は後半で粘りを見せながらも強風に苦しみ、「流れを止めることができて良かった」とコメント。航選手はショットの調子が振るわず、「まだ改善が必要」と悔しさを覗かせています。

　新米パパとして奮闘中の片岡選手が快進撃を見せる中、ツアー初優勝を目指す選手たちの戦いはますます熱気を帯びてきました。次のラウンドではどの選手が一歩抜きん出るのか、注目が集まります！