2028年ロサンゼルス五輪、男女平等への新たな一歩

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2028年ロサンゼルス五輪、男女平等への新たな一歩

 2028年ロサンゼルス五輪、歴史的な女性参加枠拡大へ 国際オリンピック委員会(IOC)はスイスのローザンヌで理事会を開き、2028年ロサンゼルス夏季五輪の競技種目と参加選手枠を決定しました。史上初めて女性参加選手数が男性を上回り、女子50.5%、男子49.5%という構成が実現する予定です。近代五輪が始まった1896年以降、画期的な決定となりました。

 新たに加わる競技には、野球・ソフトボール、ラクロス、クリケットなど5競技が含まれ、競技数は計36。女子出場枠は5,655人、男子は5,543人となり、団体競技では女子サッカーチーム数が男子を上回る初の構成が採用されます。さらに水球女子チームも男子と同じく12チームに増加するなど、女子競技の充実が図られます。

 卓球や陸上、ゴルフなどでは混合種目が新たに導入され、競技の多様性が広がります。一方、競泳では自由形以外の50メートル種目が追加されるなど、一部競技では新種目が拡充されます。

 IOCのキット・マコネル競技部長は、「世界中の女性アスリートにとって、強固な土台となるものだ」と述べ、さらなる男女平等の取り組みを推進する姿勢を示しました。ロサンゼルス五輪は、スポーツの未来に新たな基準を打ち立てる大会となることが期待されています。

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