「頭を動かさないスイング」習得にはフルフェースヘルメットが最適!? 動画撮影で分かったスイング中の目線と頭の関係とは？

　ゴルフスイングの基本としてよく語られる「頭を動かさない」「インパクトまでボールを見る」。しかしこれらは本当にナイスショットに欠かせない要素なのでしょうか。GoProを用いた動画検証を通じて、その真相が明らかになりました。

　動画で判明した「つもり」と「実際」のギャップ 検証では、ゴルファーの頭の動きに関して「動かしていないつもり」と「実際の動き」には大きな差があることが分かりました。頭を動かさないスイングをしている上級者の動画は静止画のような安定感があり、インパクトに至るまで正確でした。一方で、動きの大きい人の動画では画面が激しく揺れ、スイングの安定性に欠けていることが見て取れました。

　頭の動きを安定させる方法とその効果 頭を動かさない練習としてユニークな試みが紹介されました。フルフェースヘルメットを装着すると視界が制限され、頭の動きが自然と抑えられることでスイングの精度が向上しました。また、肩の回転や腕の振り抜きも改善され、結果的にナイスショットに繋がりやすいとのことです。

　上達のポイントは「頭の動き」を少なくすること 「頭を動かさない」という概念を強調するために極端な練習は必要ありませんが、上級者ほど頭の動きが少ない傾向にあることは事実です。「目の動き」だけでなく「頭の動き」を意識した練習が、より正確なショットを生む重要な要素となります。

　ゴルフスイングを向上させるために、ぜひ頭の動きに注目してみてはいかがでしょうか？