佐久間朱莉、初優勝狙って「ひとつ勝ってジャンボさんにいい報告ができたら」
佐久間朱莉選手、ダイキンオーキッドレディスで初優勝を目指す
国内女子ゴルフツアーの今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が3月6日から4日間にわたり、沖縄・琉球ゴルフクラブ(6610ヤード、パー72)で開催されます。ツアー初優勝を目指す22歳の佐久間朱莉選手(大東建託所属)は、大会前日のプロアマ戦に出場し、最終調整を行いました。
前週の試合と体調の調整
前週、佐久間選手は台湾ツアー「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」に出場し、10位と健闘しました。しかし、台湾では食あたりに見舞われ、発熱も経験。「40度くらいの熱が出た。月曜日に血液検査をしたら、食あたりかなという感じだった。今はよくなってきているが、薬で抑えています。体重は2キロくらい落ちました」と話し、決して万全とはいえない状態で開幕戦を迎えます。
オフシーズンの合宿と観戦
このオフシーズン、佐久間選手は米アリゾナ州で約3週間の合宿を行い、アプローチを強化しました。また、合間には米男子ツアーの「フェニックス・オープン」を観戦し、松山英樹選手(LEXUS所属)の組に帯同しました。さらに、松山選手のコーチを務める黒宮幹仁氏からアプローチのアドバイスをもらうなど、有意義な時間を過ごしました。
昨年の成績と今年の目標
昨年は2位が3度、3位が2度と、あと一歩で頂点に届かなかった佐久間選手。「なるべく前半戦でひとつ勝って、(師匠の)ジャンボさんにいい報告ができたらいいなと思っています」と意気込みを語り、今年は初優勝を目指しています。
