2025年7月31日から8月3日まで、石川県羽咋郡宝達志水町の能登カントリークラブで開催される新規男子プロゴルフトーナメント「リシャール・ミールチャリティートーナメント2025」の記者発表会が3月4日に都内で行われました。本大会は既に発表されていましたが、記者会見では賞金総額が5000万円から1億円に増額され、優勝賞金が2000万円になることが発表されました。さらに、観戦が無料で行われることも明らかになりました。
リシャール・ミル ジャパンの川﨑圭太社長は、なぜ能登で開催されるのかを説明しました。同社は2011年から東日本大震災のチャリティ活動を行っており、昨年まではプロゴルファーを招待してチャリティペアマッチを開催し、得た募金を被災地に寄付していました。しかし、今回は「被災された方々を楽しませることもチャリティのひとつ」と考え、大会を被災地で実施することになりました。
大会前の7月29日と30日には「リシャール・ミルチャリティペアマッチ2025」が開催され、男女プロゴルファーが出場する招待制のペアマッチが行われます。このペアマッチでも様々なチャリティ企画が予定されています。
能登カントリークラブの山下英章社長は、「復興支援に繋がるトーナメントを能登半島地震の被災地で開催することに心を打たれた」と述べ、大会の成功に向けて尽力することを誓いました。
JGTOの諸星裕会長は「地域に貢献することが海外では常識であり、このチャリティトーナメントを開催する意義は大きい」と語り、選手たちも賞金の5％を寄付することを発表しました。
また、川﨑社長は、他の新規大会から影響を受けて賞金総額を倍増し、「ホールインワンチャレンジ」や予選ラウンドでの賞金設置など、面白い企画を用意していると説明しました。
大会のギャラリープラザでは地元の新鮮な食材や名産品の販売、ジュニアゴルファーの無料招待、大会出場選手によるレッスン会なども実施される予定です。観戦は無料で行われるため、多くのギャラリーが訪れることが期待されています。