“しっくりきた”重心で課題払拭 畑岡奈紗は上位フィニッシュへ「ビッグスコアを出せれば」
HSBC女子世界選手権 3日目の結果
2025年3月1日、シンガポールのセントーサGC(6779ヤード・パー72)で開催されたHSBC女子世界選手権の3日目が行われました。畑岡奈紗選手は、トータル2オーバー・35位からのスタートで、なかなか上位に食い込めずにいましたが、3日目にその糸口を掴みました。6バーディ・2ボギーの「68」で回り、トータル2アンダー・17位タイまで順位を上げ、最終日を迎えます。
パッティングの課題と修正 この2日間、畑岡選手の大きな課題はパッティングでした。シンガポールには、自分に合った新しいパターを準備して臨んでいましたが、思うように結果が出ませんでした。パターのグリップを握る手やボールの位置が毎回変わりやすく、自分の動きが原因だと考えているそうです。
意識しているのは、足裏3点(つま先、母指球、かかと)でバランスよく立つことです。バランスを意識したことで、ストロークが安定し、課題を克服することができました。
ティショットとアイアンの調整 ティショットでフェアウェイを外したのは2回、パーオンを外したのも4回とショット面は安定しており、特にティショットが良かったと畑岡選手は話しています。グリーン上での集中力も高まり、バーディの数も増えてきました。
「明日はビッグスコアを出して上位を狙いたい」と意気込みを語る畑岡選手。前戦のファウンダーズカップで11位だった彼女は、上位フィニッシュを目指して頑張りたいと意気込んでいます。
