【弾道測定器で検証】身長163センチの女子がガチで300ヤード達成！ 飛ばしのヒミツは“斜め軸”にあった！

　2022年ドラコン大会の世界チャンピオン、大和田沙羅選手（163センチ）は公式記録342ヤードを保持しています。最新のガーミン弾道測定器「アプローチR50」を使って飛距離を検証したところ、トータル305.4ヤードを記録しました。このデータをもとに、飛距離を伸ばすためのポイントを教えてもらいました。

　大和田選手は、飛距離を伸ばすためには打ち出し角を高くすることが重要だと語ります。最適な打ち出し角は17度から20度であり、多くのアマチュアゴルファーは15度以下であるため、これが飛距離を制限しているとのことです。また、スピン量も重要であり、ヘッドスピード50m/sでは2500回転以下、40m/sでは2200回転前後が目安となります。極端に低スピンでは弾道が不安定になるため、高打ち出しと適正スピンのバランスが求められます。

　大和田選手が実践しているのが“斜め軸”のスイングです。斜め軸スイングでは、上半身だけを斜めに構え、下半身は通常のアドレスに近い姿勢を保ちます。頭と右肩の位置が右足の真上に来るイメージで構え、右肩だけを30度傾けることで高打ち出しと適正スピンを実現します。

　大和田選手のアドバイスを参考に、飛距離を伸ばすためのテクニックを学び、高打ち出し・中スピンの強弾道を目指しましょう。