松山英樹、TGL初勝利ならず　シングルス戦で逆転負け

　現地時間24日、シミュレーションゴルフを使用した新リーグ『TGL』の第11戦が開催されました。松山英樹選手はボストン・コモンGの一員として今季2度目の出場を果たし、アトランタ・ドライブGCと対戦しましたが、3-6で敗れました。

　TGLは、ドライバーやアイアンショットを大画面スクリーンで行い、ショートゲームは実際のグリーンでプレーするというユニークな形式で行われます。試合は15ホールで行われ、前半9ホールは3人が交互にショットを打つ『トリプルス』形式、後半6ホールは『シングルス』形式で争われました。

試合の流れ

　ボストンは2ホール目で先制を許したものの、4ホール目から2連続でポイントを獲得

　松山選手は9番ホールでチップバーディ寸前のアプローチを見せるなど活躍

　シングルス戦では松山選手がビリー・ホーシェル選手（米国）と対戦。しかし、1ホール目でバンカーからのミスでアトランタに1ポイントを献上し、2ホール目にはアトランタがポイントを2倍にできる『ハンマー』を行使。勝負のバーディパットを決められず、さらに2ポイントを失い、ボストンの敗北が決定しました。

　勝利したアトランタは、上位4チームが進出するプレーオフへの出場を決定。一方、ボストンは4戦4敗となり、翌日の第12戦でジュピター・リンクスGCが勝利すると、プレーオフ進出の可能性が消滅します。

　また、この日は第10戦も行われ、ロサンゼルスGCがニューヨークGCに5-4で勝利しました。