決めたパットの距離が“5倍”に 松山英樹はグリーンで「良い感覚」戻る
松山英樹、ザ・ジェネシス招待での躍進 – 3日目の振り返り
15日にカリフォルニア州トリーパインズGC サウスコースで行われたザ・ジェネシス招待の3日目。松山英樹はボギーが先行する中で見事なプレーを見せ、順位を大きく上げました。
出だしの苦難と復活 初日と2日目に続き、ムービングデーも出だしでボギーが先行した松山。しかし、2番ホールのバウンスバックと3番ホールでの連続バーディで勢いを取り戻し、6番と7番ホールでも連続バーディを決めました。
ティショットのコントロール 11番ホールではティショットを左に曲げましたが、6mのパーセーブを成功させるなど、グリーン上での正確なパッティングが光りました。15番ホールでは11mのバーディパットを沈め、この日6つ目のバーディを記録しました。
ストローク・ゲインド・パッティングの大幅改善 前日の「-0.208」(全体69位)から「+5.694」(1位)と大幅に改善し、18ホールで決めたパットの距離は30フィート(9.144m)から154フィート(46.94m)に伸びました。「良い感覚で打てたところが多く、スコアに繋がった」と松山は振り返りました。
終盤のプレーと今後の展望 16番ホールでは風に悩まされながらもボギーを回避し、6バーディ、2ボギーの「68」でラウンドを終え、順位を34位から13位に上げました。
2025年シーズンはハワイ2連戦からスタートし、今大会で西海岸シリーズを終えます。最終日も好調を維持し、上位を狙える位置でのプレーが期待されます。
松山英樹の今後の活躍に注目です。
