ツアープロたちが使用する高額な弾道測定器に対して、ガーミンの『Approach R50』は80万円台でディスプレイを備えたオールインワンの弾道計測器として登場しました。
簡単なセットアップ
『Approach R50』は、ターゲットに合わせてクラブやツアースティックを置き、その上にボールを2個並べるだけでセットアップが完了します。ターゲットに対してスクエアに合わせる必要はなく、2個のボール位置を決めて保存すれば、それが「真っすぐ」となります。
高精度な計測
内蔵された3つのハイスピードカメラにより、以下の計測が可能です:
トータル距離
キャリー距離
ボールスピード
最高到達点
打ち出し角
バックスピン
サイドスピン
スピン量
スピン軸の傾き
トータル偏差角
トータル偏差距離
さらに、専用のシールをクラブに貼ることで、ヘッドスピード、ミート率、入射角、クラブフェース角、クラブパスなども計測できます。
実際の使用感
23歳のプロゴルファー、島田紗(すず)が使用したところ、10インチのカラーディスプレイに迅速かつ正確なデータが表示され、「データが出るのがすごく早い」と感嘆の声を上げました。スマホやタブレットを使わずにデータを確認できるのも大きな特徴です。
動画撮影機能
ハイスピードカメラによるインパクト前後の動画撮影機能も搭載されており、ボールやヘッドの挙動を確認できます。島田も「すごい!」と驚きの声を漏らしました。
コストパフォーマンス
値段は85万8,000円で、充電式リチウムイオンバッテリーで約4時間稼働します。HDMI端子に接続すれば、大画面のモニターやスクリーンに投影して臨場感のあるゴルフ体験が可能です。全世界約43,000コースに対応したゴルフシミュレーター機能もあり、コスパもタイパも最強のマシンといえます。
『Approach R50』は、アマチュアゴルファーにもプロ並みの計測と分析を提供する魅力的な選択肢となるでしょう。
