スタンスやフェースの向きは……西村優菜と吉田優利、バンカーショットに定評がある2人の共通点とは
西村優菜と吉田優利、バンカーショットでの強さ
西村優菜と吉田優利は、パーオンできなかった時でもしぶとくパーを拾い、スコアを作ることが得意なプロゴルファーです。彼女たちは特にバンカーショットに強みを持っています。
サンドセーブ率
西村優菜: 今季米ツアーでサンドセーブ率62.24%で1位。
吉田優利: 22年日本ツアーでサンドセーブ率59.6330%で1位。
西村は米ツアー26試合で98回グリーンサイドバンカーに入れ、61回2打以内でホールアウトしました。一方、吉田は米ツアー16試合で62回グリーンサイドバンカーに入り、31回2打以内でホールアウトしました。
バンカーショットの仕方
西村と吉田のバンカーショットのスタンスは広く、ハンドダウンでアドレスしています。アゴが高いバンカーでは、フェースを開いてクラブヘッドのバウンスを活かし、高い弾道を出します。重心を下げたハンドダウンにすることで、スイングバランスを保ち、ダウンブローのヘッド軌道を実現させています。
基本と応用
基本的なバンカーショットは、普通に打つことです。スタンスの広さや重心の高さが芝から打つ時と異なる場合もありますが、打ち方は同じです。オープンスタンスでフェースを開くのは応用のテクニックです。
シード権獲得へ
ナショナルチームのヘッドコーチであるガレス・ジョーンズ氏は、西村を「頭が良いアスリート」と評しています。西村と吉田のバンカーショットの技術は、来季も彼女たちの成功に繋がるでしょう。25年も米ツアーでの活躍が期待されます。
西村と吉田のバンカーショットを参考にして、あなたもバンカーショットの苦手意識を払拭してみてください。
