『「カート道路からの救済」 “残り距離”によって左右どっちにドロップすべきか変わるケースがあるって知ってた?』についてまとめてみた
ゴルフのカート道路からの無罰救済のポイント
ゴルフのラウンド中、カート道路から無罰で救済を受ける場合、通常は目分量で判断していることが多いかもしれませんが、実は残り距離によって救済ポイントが変わることがあります。以下はその詳細です。
救済の基本手順
ジェネラルエリアの異常なコース状態(動かせない障害物、修理地、一時的な水)がプレーの障害になった場合、プレーヤーは無罰の救済を受けることができます。通常は「完全な救済のニヤレストポイント」を基点に救済エリアにドロップします。このポイントは、障害がなければ使用したであろうクラブで決定します。
具体的な例
ホールまで68ヤードのカート道路上にボールがある場合:
プレーヤーが使うクラブ(ロブウェッジ)でニヤレストポイントを決定。
左側のポイントまでの距離は6フィート(約183センチ)、右側のポイントは5フィート5インチ(約165センチ)。
右側のポイントが「完全な救済のニヤレストポイント」になります。
ホールまで230ヤードのカート道路上にボールがある場合:
プレーヤーが使うクラブ(3番ウッド)でニヤレストポイントを決定。
左側のポイントまでの距離は6フィート(約183センチ)、右側は6フィート5インチ(約196センチ)。
左側のポイントが「完全な救済のニヤレストポイント」になります。
注意事項
救済の際、1クラブレングスの範囲内にドロップし、同エリア内にボールが止まれば救済処置は完了です。しかし、規則上、厳密にエリアを測定する必要はなく、推定で行っても構いません。「誤所からのプレー」を避けるために、ルールを理解し余裕を持って処置しましょう。
