“クロウグリップ”のシェフラーが連覇、『スパイダーツアーX』パターに変更後は16戦9勝【WITB】

　12月8日、バハマのアルバニーで行われたヒーローワールドチャレンジ最終日。タイガー・ウッズがホストを務めるこのツアー外競技で、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが9バーディ・ボギーなしの「63」をマークし、トータル25アンダーで連覇を達成しました。2位に6打差をつける圧巻のプレーでした。

　シェフラーは昨年のこの大会でローガン・オルソン製のブレード型プロトタイプパターを使用して優勝しましたが、今年3月の「アーノルド・パーマー招待」からはテーラーメイド『スパイダーツアーX クランクネック』に変更。これにより、16戦で9勝と無双状態が続いています。

今大会ではパターの握り方をクロウグリップに変える試みをしながらも、10ft（約3m）を超えるパットを9回、15ft（約4.5m）を超えるパットを4回決め、パーオン率とスクランブリングで1位を獲得するなど、圧倒的なパッティング技術を見せました。

シェフラーの使用ギアは以下の通りです：

1W：テーラーメイドQi10（8°ベンタスブラック7X 45インチD4）
3W：テーラーメイドQi10（15.0°ベンタスブラック8X）
3,4U：スリクソンZU85（N.S.PRO MODUS³ Hybrid Prototype）
5I〜PW：テーラーメイドP7TW（DG Tour Issue X100）
A,SW：タイトリスト Vokey SM8（50.12F,56.14F 〃 S400）
LW：タイトリスト Vokey SM9 WedgeWorks（60T 〃）
PT：テーラーメイドSpieder Tour X L-Neck（35.5インチ）
BALL：タイトリストPro V1