つくばマラソン2025 体験談 新コース攻略と失敗から学ぶ注意点

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つくばマラソン2025 体験談 新コース攻略と失敗から学ぶ注意点
11月の三連休最終日、僕は茨城県つくば市にいた。目的は第45回つくばマラソン。2025年からコースが大幅リニューアルされたと聞いて、どんな走り心地なのか確かめたくてエントリーした。結果から言うと、フラットだと聞いていたのに想像以上に手強くて、自分の甘さを思い知らされたレースになった。この記事では実際に走って感じたこと、困ったポイント、そしてこれからエントリーを考えている人に伝えたい注意点を正直に書いていく。

ランニング・マンEmilia Jones

エントリーは先着順、気が抜けない争奪戦

つくばマラソンの一般エントリーは7月上旬の夜にスタートした。定員1万人と大規模だが、先着順だから受付開始と同時にアクセスが集中する。僕も20時きっかりにパソコンの前で待機して、無事に申し込み完了。数日後には定員に達したと発表があったから、やはり人気の高さを感じた。参加費は12,000円。最近の都市型マラソンと比べるとまだ良心的な価格設定だと思う。ふるさと納税枠やつくば市民向けの先行枠もあるので、確実に出たい人はそうした別ルートも検討するといい。

研究学園駅からのアクセスは驚くほど快適

大会当日、つくばエクスプレスで研究学園駅に到着。改札を抜けると誘導のスタッフがたくさん立っていて、迷う心配はまったくなかった。駅からスタート地点のイーアスつくばまでは歩いて5分ほど。これだけでかなり気持ちが楽になる。以前は筑波大学構内が発着点だったらしいが、その時代を知るベテランランナーは「あの頃は駅から遠くて大変だった」と口を揃える。このアクセスの良さは新コース最大の進化だと思う。

更衣室はイーアス内の広いスペースが開放されていて、寒空の下で着替えるような心許なさはない。ただしトイレは長蛇の列で、スタート30分前になっても50人待ちはざらだった。余裕を持って会場入りしたつもりが、結局ウォーミングアップが不十分なままスタートブロックに並ぶ羽目に。これは完全に僕のミスだった。

噂のフラットコース、その真実

8時50分からウェーブスタート。号砲が鳴ってから実際にスタートラインを越えるまで5分ほどかかった。最初の1キロは人混みで思うようにペースが上がらず、これはどの大会も同じだろう。

今回のコースは「フラットで高速」と公式が謳っている。実際に走り出してしばらくは、たしかに平坦で走りやすい。つくば駅周辺では沿道の応援も多く、子どもが掲げる手書きのボードに何度も元気をもらった。このあたりの雰囲気は本当に素晴らしい。

ところが15キロを過ぎたあたりから、じわじわと細かいアップダウンが足にくる。激しい坂ではない。でも一定のリズムで走りたい僕にとっては、道幅の変化と緩やかな傾斜が地味に響いた。とくに30キロ手前のアンダーパス区間は要注意だ。下って上る、その繰り返しで疲れた脚にはかなり堪える。僕はここで初めて歩きそうになった。

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給水所で感じた本音と、給食のありがたみ

給水所はおおむね2.5キロおきに設置されていたが、混雑がひどかった。テーブルの前でランナーが急に止まるのでぶつかりそうになる。それに一部の給水所では紙コップが空になっていて、ボランティアの方が必死に注いでいたが追いついていなかった。喉が乾いていた28キロ地点でこれに直面したときは正直焦った。一方で、バナナやシュークリーム、おしるこが出てきた給食ポイントは最高だった。35キロ過ぎで口にしたおしるこの甘さにどれだけ救われたかわからない。

40キロのうねりと、自分への甘さ

残り2キロ、つくば市役所が見えてくる。ここに来て突然のうねり道。もう脚は完全に終わっていて、ペースはキロ7分近くまで落ちた。隣を走るランナーも無言で、お互い苦しさを抱えながら前に進む。それでもゴールゲートをくぐった瞬間、涙が出そうになった。記録は3時間42分。目標のサブ3.5には届かなかった。新コースはフラットだと油断して、中盤のアップダウンに脚を削られたのが響いた。完全に実力不足だ。

ゴール後の流れと荷物受け取り

フィニッシャータオルとメダルを受け取り、そのまま市役所の広場へ。荷物預かりはスムーズで、待ち時間はほぼゼロ。更衣室として開放された屋内スペースも暖かく、着替えに困ることはなかった。ただ、帰りの研究学園駅までは少し歩くので、脚が限界だった僕にはその距離が地味に応えた。シャトルバスもあるにはあったが、本数が少なく結局歩くことに。

つくばマラソン、誰におすすめか

この大会は、フルマラソン初心者から上級者まで幅広く楽しめる。初めての人にはアクセスの良さと制限時間6時間のゆとりが心強い。記録を狙う人には、基本的にフラットで走りやすいコースだから挑戦しがいがある。僕のようにサブ3.5を目指すランナーにも十分チャンスはあるだろう。ただし、後半のアンダーパスや終盤のうねりを過小評価すると痛い目を見る。

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使って困った点と注意点を正直にまとめる

困ったのはやはり給水の混雑と、一部でコップが空だったこと。あれは運営側にも改善してほしいし、ランナー側も直前で急停止しないマナーが必要だと感じた。トイレの数もスタート前は明らかに足りていない。早めの行動が必須だ。そしてコースに関しては「フラット」という言葉を鵜呑みにせず、細かいアップダウンがあるつもりで練習しておくべきだったと痛感している。30キロ以降の脚づくりが結果を分ける。向いているのは、変化のあるコースを楽しめる人、沿道の応援を力に変えられる人、そして何より自分のペースを冷静に守れる人だと思う。

来年もまた走りたい。次こそはアンダーパスで笑うために。

[紹介元] マラソン速報 つくばマラソン2025 体験談 新コース攻略と失敗から学ぶ注意点
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