「怖く見えるけど、めっちゃ優しい」上田桃子が38歳でツアー活動休止…記者が明かす“負けず嫌いな上田”が泣いた日「声をかけづらい選手だったが…」
上田桃子、2024年シーズンをもって競技活動休止を発表
上田桃子は、11月3日にインスタグラムで「2024年シーズンをもって競技活動を休止する」と表明しました。最終試合となった『大王製紙エリエールレディス』では、多くの選手や関係者が特製Tシャツを着用し、最後の別れを惜しみました。
20年間のプロゴルファー生活
上田はプロゴルファーとして20年にわたり、ツアー通算17勝を挙げました。彼女の勝気な性格と反骨心がゴルフに対するモチベーションの源でした。2007年には、日本開催の米女子ツアー『ミズノクラシック』を含むシーズン通算5勝で史上最年少の賞金女王に輝きました。
米ツアー挑戦と復帰
2008年から米ツアーに挑戦しましたが、アメリカ本土での試合では一度も勝てませんでした。しかし、2014年に日本ツアーに復帰してからは2勝し、完全復活を果たしました。最後までシードを落とすことは一度もありませんでした。
人柄に惹きつけられる選手
上田は選手やメディア関係者からも愛される存在でした。昨年のイ・ボミの引退試合では、上田の人柄の良さが伝わるエピソードがありました。
後輩選手たちの思い
上田の最後の試合となった大会では、多くの後輩選手が彼女に感謝の気持ちを伝えました。小祝さくらや河本結、山下美夢有、竹田麗央など、多くの選手が上田の背中を見て成長してきました。
第二の人生に向けて
上田は具体的な引退は考えておらず、「新しいチャレンジ」を模索しています。母との楽しい思い出を振り返り、これまでできなかったことに時間を使いたいと語りました。しかし、ゴルフクラブを置くことは考えておらず、今後もゴルフに取り組む姿が想像できます。