【女子ゴルフ】シード権喪失者10人の平均年齢は27.3歳… 若手が中堅やベテランを押し出す流れが加速！？

　「大王製紙エリエールレディス」が終了し、メルセデス・ランキング50位以内に与えられる来季のシード選手が確定しました。今季シード権を失った選手は10人です。

　シード選手の確定 「大王製紙エリエールレディス」終了後、メルセデス・ランキング50位以内の選手が確定しました。しかし、シードを失った選手たちは、11月26日から始まるQTファイナルステージで来季の出場権をかけて戦うことになります。

　シード喪失と前半戦出場権 菅沼菜々、仁井優花、笠りつ子ら10人がシードを失いましたが、メルセデス・ランキング51位から55位の選手には来季前半戦の出場権が与えられます。笠りつ子は「QT行きも覚悟していた」と話していますが、ギリギリで回避しました。

　ランキングと予選通過の苦難 後藤未有、永井花奈、宮里美香、小滝水音、濱田茉優らもシードを失いました。米ツアーを主戦場にする吉田優利と稲見萌寧もシードを失いましたが、複数年シードを保持しています。

　永井花奈と後藤未有の決意 永井花奈は「1年を通してかなりひどいゴルフだったが、QTに向けてはいい状態で終われた」と前を向いています。後藤未有も「QTも通らないようでは、レギュラーツアーで戦うのは無理」と意欲を燃やしています。

　シード選手の入れ替え シード選手の平均年齢は26.8歳、シード権を失った10人の平均年齢は27.3歳です。若手が中堅やベテラン選手を押し出す流れは来年以降も続き、シード選手の入れ替えがさらに激化しそうです。