章1: 女王戴冠の喜びと感謝
伊藤園レディス 最終日(11月10日)<br>
千葉県のグレートアイランド倶楽部(6769ヤード・パー72)にて行われた大会で、地元・熊本県にてリモートで会見を行った竹田麗央(たけだ・れお)選手。彼女は今大会で予選落ちしたものの、メルセデス・ランキング2位の山下美夢有(やました・みゆう)選手の結果により、年間女王に輝きました。会見で竹田選手は女王としての喜びや、来季から始まる米国ツアーへの思いを語りました。
章2: 女王の気持ちと今シーズンを振り返って
―女王としての心境<br>
「シーズンが始まった時は、自分が年間女王になるなんて考えもしませんでした。本当に驚きです。でも、実際に自分が女王になったと実感すると、すごく嬉しいです。」
―最終日の試合展開について<br>
「山下美夢有(やました・みゆう)さんがいたので、彼女が上がってくるだろうと思っていました。今週決まるとは思っておらず、来週に自分で決めるつもりでした。試合の状況はJLPGAのスコア速報で確認していました。」
章3: 今季8勝達成の要因と成長
―今季8勝の要因<br>
「今年の目標は初優勝でした。それが達成できたことで大きな自信がつきました。4月のKKT杯バンテリンレディスで初優勝した時、『自分にも優勝できるんだ』と感じて、そこから毎試合に全力を尽くしました。」
―技術面での成長<br>
「去年に比べてショートゲームがとても向上しました。ボギーを簡単に出さずにパーをキープできるようになったことが、今年の成績に大きく影響したと思います。昨年の経験から、優勝者との違いがショートゲームにあると気づき、オフシーズンで重点的に練習しました。」
章4: 忘れられない優勝と家族のサポート
―一番印象深い優勝<br>
「どの優勝も嬉しいですが、TOTOジャパンクラシックの勝利が特に思い出深いです。この勝利でアメリカ行きの切符を手に入れたので、念願の米国ツアー参戦が決まりました。」
―叔母・平瀬真由美(ひらせ・まゆみ)からの連絡<br>
「直接の連絡はありませんでしたが、母に『良かったね』と言っていたと聞きました。」
章5: 米国ツアー参戦への期待と不安
―米国ツアーへの期待<br>
「1月末の初戦が楽しみです。アメリカには過去に2回しか行ったことがないので、これからさまざまな場所を訪れるのが楽しみです。」
―米国での不安<br>
「食事や移動が大変だと思うので、そこは少し不安です。でも、それも経験の一環だと思って1年間頑張ります。食べ物については何でも食べられるので心配していません。」
章6: 母・哲子(てつこ)さんへの感謝と思い
―母・哲子さんへの感謝<br>
「母が私の身の回りのことを全て引き受けてくれているおかげで、私はゴルフに専念できています。本当に感謝しています。」
―米国ツアー参戦への決意<br>
「初めての経験が多いので不安もありますが、日本では味わえない挑戦が待っていると思います。今年の経験を生かして、来年もさらに成長したいです。」
結び
竹田麗央(たけだ・れお)選手は、今シーズンの成果と、これからの挑戦への期待を胸に、米国ツアーでのさらなる飛躍を誓いました。