第1章: TOTOジャパンクラシック 2日目のハイライト
滋賀県・瀬田ゴルフコース北コースで行われたTOTOジャパンクラシックの2日目、渋野日向子選手が観客の心を掴む見事なプレーを披露しました。インスタートでパーを積み重ねながら迎えた18番パー5で、降り始めた小雨の中、彼女はギャラリーの歓声を浴びるイーグルショットを成功させました。この会心の一打により、観客は大喜び。渋野選手の見せ場を心得たプレーが光りました。
第2章: 渋野選手のショットへの想い
渋野選手は、「今日はあれだけでしたね。でも、すごく嬉しかったです」と語り、前半は耐えのゴルフが続き、思うようにパットが決まらなかったと振り返ります。キャディと「どこかで入ってくれればいいね」と話していた中、18番の3打目で見事にイーグルを決めました。歓声でカップインを感じ、観客に向けてバンザイポーズを見せた渋野選手は、満面の笑みで喜びを表現しました。
第3章: 渋野選手のイーグル履歴
この日のイーグルは、8月の北海道meijiカップ初日以来の日本ツアーでのイーグル。奇しくもその時も18番パー5での出来事で、ラフからのショットがカップに吸い込まれたという劇的な展開でした。米国ツアーでも今シーズン4つのイーグルを記録しており、7月のアムンディ・エビアン選手権や6月のダウ選手権でも注目のショットを見せています。
第4章: 渋野選手のパフォーマンスと反省点
後半では1バーディ・2ボギーと苦戦し、スコアは「71」でトータル1アンダー。後半はパットがショートする場面が多く、アドレナリンが出る中での空回り感が残ったと反省を語っています。パフォーマンスには満足していないものの、フェアウェイキープ率は前半で改善を見せ、調子自体は悪くない様子です。
第5章: プロテスト合格の妹への祝福
この日、妹・鈴選手がプロテストに合格したことが話題に。渋野選手は「すごい! めちゃくちゃ嬉しい」と歓喜し、自身も2018年にプロテストを合格した経験から、その緊張感と達成感を語りました。彼女はプロテストの雰囲気を「人生がかかっている」と表現し、全力を出し切ることの大切さを強調しました。
第6章: 最終盤に向けての抱負
残り2日間、雨予報の中でも、渋野選手は「みんな難しいと感じるはず。できるだけバーディを取って上位に上がるだけ」と気合を見せています。プロ7年目のシーズンも最終盤に突入。プロテスト合格時の気持ちを思い起こし、58位からの巻き返しを目指し、彼女は全力で挑みます。
