“運命のパター”に「引き寄せられた」ネクヒロ2勝・和久井麻由が悲願合格へ

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“運命のパター”に「引き寄せられた」ネクヒロ2勝・和久井麻由が悲願合格へ

JLPGA最終プロテストへの挑戦と成長の軌跡


第1章:和久井麻由(ワクイ マユ)の挑戦

プロテスト合格を目指して
25歳以下のゴルフ選手たちがスキルを磨き合う『マイナビ ネクストヒロインツアー』で2勝を挙げてきた23歳の和久井麻由(ワクイ マユ)。5回目の挑戦となる今回、ついに3度目の最終プロテスト進出を果たし、トータル1オーバーの11位タイと好位置につけた。「今回、初めて合格圏内にいる」と語る和久井。プロの道を歩むための大切な一歩を踏み出している。


第2章:雨の中の耐久と決意

雨中のスタートと試練
前夜から続く雨が降りしきる中でスタートした和久井は、「全然、我慢はできていなかった」と振り返るが、幸運にもパットが決まり、バーディを取ることができたと語る。特に後半では、12番ホールで4メートルのパーパットを成功させ、「ノリにノって」7メートルのバーディも決め、16番ホールでのピンチも6メートルのパーパットで切り抜けた。このような場面での落ち着きと自信が、彼女の成長を物語っている。


第3章:運命のパターとの出会い

新たな武器「オデッセイ2ボールパター」
最終プロテスト前には、和久井のパッティングは絶不調であった。「40センチ程度のパットすら外すこともあった」と彼女は言い、その結果、パターを新調するためゴルフショップへと足を運んだ。当初、別のパターを購入するつもりで試したが、期待通りの成果が得られず、最終的に「運命的な出会い」を感じた「オデッセイの2ボールパター」を手にする。このパターは全盛期のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)も使用していた人気モデルで、芯に当たりやすいと評されている。


第4章:プロテストでの試行と確信

最後の賭けに出た新しいパター
新しいパターを25日の『マイナビ ネクストヒロインツアー』で試しに使うと、驚くほどの成功率を収めた。その後、最終プロテストにおいても同じパターを投入する決断をした和久井。「初日はあまり入らなかったので運命の出会いかどうかは分からないけど…」と笑顔で語る彼女には、迷いを超えた確かな自信が宿っている。


第5章:過去の栄光と今の挑戦

ジュニア時代の活躍と新たな試練
高校3年時には「日本女子アマ」で同世代の西郷真央(サイゴウ マオ)に次ぐ2位に輝いた和久井。その後は、プロテストの重圧に悩まされる日々が続いた。しかし、今回のプロテストでは「プロテストだと思わず、マイナビの試合のつもりで挑んでいる」と語る彼女。重圧に打ち勝ち、これを「最後のプロテスト」にするために、全力で臨んでいる。


終章:和久井麻由の未来への決意

和久井麻由(ワクイ マユ)は、最終プロテストにおいて新しいパターとの「運命的な出会い」を武器に、成長と自信を手にしている。ジュニア時代からの輝きを取り戻し、プロの舞台へと駆け上がろうとする彼女の姿は、多くのファンに感動を与えるだろう。このプロテストが、彼女にとってプロの道を開く一歩となることを期待したい。

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