桑木志帆「魂を込めてティーショットを打った」バーディー締めで首位発進　マスターズGCレディース

　女子ゴルフツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」（賞金総額2億円）が兵庫県のマスターズGCで開幕しました。今季2勝の桑木志帆（21、大和ハウス工業）が8バーディー、1ボギーの7アンダー65で回り、イ・ミニョン（32、韓国）と並んで首位に立ちました。

　首位で迎えた17番パー3ではボギーを叩いて一時2位に転落しましたが、リーダーボードで順位を確認して気合を入れ直し、18番でバーディーを奪取しました。6月の資生堂レディースで初優勝、8月のニトリ・レディースで2勝目を挙げた桑木は現在、メルセデスランキング7位。

　終盤戦のモチベーションとなっているのは、男子、女子、シニアの3ツアーによる団体戦「3ツアーズ選手権」への出場。昨年は本番に出場できなかったため、「絶対に出たい。団体戦も楽しみだし、男子選手を間近で見たい」と意欲を見せています。

　メルセデスランキング上位6人に出場権が付与されるこの大会で、桑木は「ランキングの良い位置で終わりたい」と力を込めました。過去2勝はいずれも初日首位からの逃げ切り勝利。今回も3勝目を目指して挑みます。