納得のゴルフでボギーフリー　畑岡奈紗が大会3勝目に上々発進

　大会2勝の実績を持つ畑岡奈紗選手が、ボギーなしの4バーディで4アンダー・14位タイと好スタートを切りました。

　畑岡選手は1番ホールからスタートし、7番ホールまでパーをキープ。8番ホールで初バーディを奪い、1アンダーで後半へ。後半では11番、13番、そして最終18番パー5でもバーディを奪い、首位と4打差の好位置で2日目に臨みます。

　「今日はパッティングの感覚が良く、久しぶりにボギーフリーで回れたので良かったです」と語る畑岡選手。第1ラウンドでは25パットと納得の内容で、パーオンは11ホールとやや苦戦しましたが、グリーン上でしっかりとスコアを作りました。

　今年のコースは地面が軟らかく、強い風も吹いていました。「フェアウェイが軟らかくて距離が稼げず、長い距離が残ることもありましたが、横風をうまく使いながらプレーできたと思います」と明るい表情を見せました。

　チャンスが多くない中での4アンダー。ピンチをしのぎながら、チップインも飛び出すなど、流れは悪くありません。2オンが狙える18番パー5ではティショットがラフに入ったものの、3打目でしっかりと寄せてバーディを奪うなど、落ち着いたプレーを続けています。

　「あと2日間しかないので、どんどんチャンスを作ってバーディを取っていければいいなと思います」と語る畑岡選手。大会3勝目を目指す視線は、さらに鋭さを増しています。