遠藤航に先発奪取のチャンス到来？　リバプール現地支持「懐疑論者が間違っていたことを証明」

本拠地アンフィールドで下位フォレストを迎えたリバプールだったが、後半38分にカウンターで失点し敗戦。日本代表の活動帰りだった遠藤はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。アルネ・スロット監督体制になってから、ここまで第2節のブレントフォード戦（2-0）で数分出番を得たので、風当たりの強い日々が続いている。

今季初の黒星を喫したリバプールだが、英地元メディア「This is Anfield」は17日のACミランとのCL初戦で選手の入れ替えがある可能性を指摘。これまでスタメンを飾っていたMFライアン・フラーフェンベルフは「8日間でクラブと代表で3試合に先発出場したため、休息が必要だ」と理由を添えて先発から外し、代わりに遠藤を起用する予想を立てた。

「31歳のミッドフィールダーが現時点でスロット監督に好かれていないことは周知の事実だ。だが遠藤は昨シーズン、（ユルゲン・）クロップ監督のプレースタイルに適応することができた点で、すでに多くの懐疑論者が間違っていたことを証明した。間違いなく、彼はスロット監督の監視下に戻る機会を狙っているだろうし、ミラン戦でそのチャンスを得るはずだ」

またクラブ専門メディア「Liverpool.com」も「スロット監督はACミラン戦でリバプールに5人の変更を加える可能性がある」と見出しを取り紹介。こちらも遠藤の先発入りを予想し「リバプールがノッティンガム・フォレスト戦の先発メンバーをもっと変えていたら、試合のスコアは変わっていただろうか？　リバプールは動きが鈍く、アンフィールドでリズムや勢いを見つけるのに苦労していた」と直近の試合で見せたチームの課題を挙げつつ、解決策を模索していた。