崔虎星がシニア日本一　独特のスイングで人気の「虎さん」

　50歳以上のシニアゴルファー日本一を決める大会が開催されました。首位に並んでスタートした崔虎星（チェ・ホソン、50）＝韓国＝が、3バーディー、1ボギーの69で回り、通算9アンダーでシニアツアー初優勝を日本タイトルで飾りました。I・J・ジャン（51）＝韓国＝が1打差の2位、横尾要（52）＝フリー＝は71で2打差の3位となりました。

　「虎さん」として知られる崔虎星がシニア日本一に輝きました。今季から日本のシニアツアーに参戦している崔は、「本当にうれしい」と日本語で喜びを表現しました。

　独特のスイングで人気を集める崔は、この日もそのアクションでギャラリーを沸かせました。深いラフに苦しみながらも、16番（パー4）で6メートルのバーディーパットを沈めて首位に並びました。続く17番（パー4）では、第2打を打った後に右に倒れるような動きを見せ、ミスショットかと思わせましたが、ピンそば1メートルに寄せてバーディーを奪い、単独首位に立ちました。そのまま逃げ切り、見事な優勝を果たしました。

　この優勝により、崔は通算3勝しているレギュラーツアーの国内メジャー「日本オープン」（10月、埼玉・東京GC）の出場権を獲得しました。「うれしいスケジュール。ありがたい」と笑顔が絶えませんでした。日本シニアオープン最終日（15日、千葉・千葉CC川間C＝6811ヤード、パー71）で、50歳以上のシニアゴルファー日本一を決める大会が開催されました。首位に並んでスタートした崔虎星（チェ・ホソン、50）＝韓国＝が、3バーディー、1ボギーの69で回り、通算9アンダーでシニアツアー初優勝を日本タイトルで飾りました。I・J・ジャン（51）＝韓国＝が1打差の2位、横尾要（52）＝フリー＝は71で2打差の3位となりました。