バスが来なくてファンが会場に着けない! ソルハイムカップで大混乱
ソルハイムカップ初日:混乱の幕開け
9月13日、米バージニア州のロバート・トレント・ジョーンズGCで「ソルハイムカップ」が開幕しました。この大会は、ライダーカップの女性版として知られ、米国選抜と欧州選抜が対戦する女子ゴルフの最高峰のイベントです。
初日は午前7時05分、ロッキーのテーマに乗って第1組の選手が入場し、観客の期待は最高潮に達するはずでした。しかし、1番ティを囲む2000人の観客席には空席が目立ちました。
これはソルハイムカップの人気が低下したわけではなく、シャトルバスの運行が不十分だったためです。駐車場から会場へのシャトルバスが不足し、午前8時の時点で「バスに乗るまでに3時間かかる」と言われるほどの混雑が発生しました。このため、多くのファンが観戦を諦め、自宅に戻る事態となりました。
前日の開幕式でも同様の問題が発生しており、LPGAツアーは「ファンがシャトルバスに乗るのに多大な時間を要していることを深くお詫びします。早急に事態の改善を図りたい」と声明を発表しました。しかし、初日が終了した後も、コースを去るためのシャトルバスに数時間待たされる状況が続きました。
欧州チームの応援にはアイルランドやイングランドなどから多くのファンが駆けつけており、チケットの払い戻しを求める声も上がっています。駐車料金は30ドル(約4200円)で、2日目も午前7時から開始が予定されていますが、果たして改善されるのでしょうか。
