今シーズンは9人の日本選手が参戦しており、笹生優花が「全米女子オープン」、古江彩佳が「アムンディ・エビアン選手権」で優勝し、海外メジャーで2勝を挙げました。ルーキー3人も奮闘を続けています。今回は、日本選手の『フェアウェイキープ率』に注目してみましょう。
この部門は、パー3を除くティショットがフェアウェイを捉えた率を示しています。メジャー1勝のアリセン・コープス（米国）やツアー1勝のメーガン・カン（米国）を抑えて、最もフェアウェイを捉えているのは35歳のリゼット・サラス（米国）です。彼女は85.07％という圧倒的な数字で、2年連続の1位を目指しています。しかし、今シーズンのポイントランキングは140位と苦戦しており、必ずしもスコアに直結していないことがわかります。
日本勢の最上位は6位（81.53％）の古江彩佳です。彼女は19試合中10度のトップ10入りを果たし、7月に開催された「アムンディ・エビアン選手権」ではメジャー初優勝を遂げました。ドライビングディスタンスは124位（252.09ヤード）ですが、正確なショットを武器に好成績を挙げ続けています。
その他の日本選手では、14位に稲見萌寧（78.15％）、18位に畑岡奈紗（77.42％）、21位に西村優菜（77.01％）、33位に西郷真央（74.41％）と続いています。渋野日向子は48位（72.76％）、吉田優利は63位（71.52％）です。
【フェアウェイキープ率】
1位：リゼット・サラス 85.07％
2位：アリセン・コープス 83.58％
3位：マリナ・アレックス 82.96％
6位：古江彩佳 81.53％
14位：稲見萌寧 78.15％
18位：畑岡奈紗 77.42％
21位：西村優菜 77.01％
33位：西郷真央 74.41％
48位：渋野日向子 72.76％
63位：吉田優利 71.52％
101位：笹生優花 67.56％
146位：勝みなみ 61.92％