石川遼、松山英樹に次ぐ史上3位の若さでツアー5勝目! 平田憲聖が賞金王争いの大本命に浮上
国内男子ツアー第15戦「シンハンドンヘオープン」で、平田憲聖選手が通算22アンダーで今季3勝目を達成しました。これにより、賞金2714万400円を獲得し、賞金ランキング1位に浮上。賞金王への道が一気に開けました。また、韓国とアジアンツアーのシード権も獲得しました。
平田選手は、昨年の「ミズノオープン」でツアー初優勝を果たし、同年の「日本プロゴルフ選手権」では史上最年少で完全優勝を達成しました。今回の大会では、3日目に10バーディー、ノーボギーの「62」を記録し、首位との差を一気に縮めました。
最終日には、前半でスコアを5つ縮め、後半でもさらに3打縮めました。16番と18番でボギーを叩いたものの、通算22アンダーで1打差で逃げ切り、今季3勝目、ツアー通算5勝目を飾りました。
平田選手は、「第1ラウンドの出だし4ホールで3ボギーを叩いた時は、まさか優勝できるとは思っていませんでした」と振り返り、最後まで諦めない姿勢が最高の結果をもたらしたと語りました。前週の「フジサンケイクラシック」に続く2週連続優勝は、22年の今平周吾以来の快挙です。
さらに、23歳287日でのツアー5勝は、石川遼、松山英樹に次ぐツアー史上3位の年少記録です。平田選手の順調な成長を示しています。
直近5試合で3勝を挙げ、すべてトップテン入りしている平田選手は、安定感でも若手の中でトップクラスです。今後は韓国ツアー、アジアンツアーにも積極的に参戦し、賞金王のタイトル獲得を目指します。
