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【パワー不足】でも飛ぶゴルフボール『CHROMETOUR』WWWW

【パワー不足】でも飛ぶゴルフボール『CHROMETOUR』WWWW
CHROMETOURXはパワー不足でも飛んで止まるというのは非常に魅力的ですね。
自分のスイングや力の入れ具合に自信がない方にとっては心強い製品だと感じました。

『CHROME TOUR X』はパワー不足でも飛んで止まる! 『CHROME TOUR』との差は?

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

ドライバーのヘッドスピード40m/sのアマチュアゴルファーでも、最新ギアを使いこなせるのか?元競技ゴルファーでロマン派ゴルフ作家の篠原嗣典が実際にコースに持ち込んで検証しました。


【注目ポイント】
キャロウェイは、『CHROME TOUR X』を2024年3月1日に発売しました。『CHROME TOUR』、『CHROME TOUR X』、『CHROME SOFT』の三種類の同時発売です。

『CHROME TOUR』は、新しいブランド名ですが、『CHROME SOFT X ボール』の後継機種として開発されたそうです。キャロウェイのツアーボールは『CHROME SOFT』だったのですが、イマイチ、わかりづらいと言われてきました。『CHROME TOUR』という名称になったことで、ツアーボールであることが明確になると推測されます。

『CHROME TOUR X』のコピーは“飛び、スピン、フィーリング―― より万能性を高めて、新たな名称に”です。姉妹ボールの『CHROME TOUR』は、名前が短いのに『LS』系の低スピンを前面に打ち出しています。『X』がついているのに、ベースになるツアーボールは『CHROME TOUR X』のようだとわかるコピーになっています。この部分は、逆に考えやすいので注意が必要です。

テクノロジーとしては、生産管理体制を一新して、カバーの均一性を向上し、エラーボールが市場に出ないようにして精度を上げたことから始まって、配合を新しくした「ハイパー・ファストソフト・コア」に注目です。ボールのコアは、飛距離性能にも、スピン性能にも大きく影響します。特に反発力の向上による初速アップに貢献しているそうです。次に変わったのが、「シームレス・ツアー・エアロ」と「ヘックス・エアロネックワーク・パターン」というディンプルです。キャロウェイといえば、6角形のディンプルですが、ディンプルの深さを一つ一つ変更して、更に、円形のディンプルが混じっているのです。落ち際に風の影響を受けにくくなり、キャリーがひと伸びするようになるそうです。

『CHROME TOUR X ボール』は、万能球として高いレベルなのか?ツアーボールとして使用できるのか?わくわくしながら試打ラウンドに突入しました。試打した日は、快晴で、気温は-8℃~6℃。微風。グリーンは9.5フィートの速さでした。

【打感・打ち応え】
『CHROME TOUR X』の打音ですが、音量はちょうど良い大きさで、音質は硬質な音と濡れた鞭系の音ミックス音です。ショートゲームになるほど硬質感が出てくるところはお見事です。打ち応えは、やわらかい中にカチッとした感触があります。手応えはやや敏感です。

【弾道・球筋・スピン】
『CHROME TOUR X』の弾道は高弾道です。全体として伸びがある美しい弾道になります。曲げるのには敏感に反応しますが、基本はストレートに飛ぼうとします。スピン性能は、ツアーボールとしては強い目です。

【飛距離性能】
『CHROME TOUR X』は、トップレベルに飛びます。キャリーで攻めるのが得意なボールです。余計に転がらない所が特徴。

【ロマン派ゴルフ作家語る】
『CHROME TOUR X』は、ツアーボールとしての総合力が高いという印象でした。つまり、コピーの万能性が高いという文字通りでした。

『CHROME TOUR X』は、飛距離が出るボールですが、それが突出しているわけではなく、点で攻めていきたいゴルファー用に、見事にチューニングされています。感心したのは、ハードヒッターだけではなく、ヘッドスピード40m/sでも我慢することなく使用できるところです。

機能とは直接関係はないですが、ポケットの中の『CHROME TOUR X』に手が触れたときに、強いぬめり感があります。これはツアーボールの特徴でもあるので、違和感がなく、好印象でした。

前モデルよりも明らかにツアーボールとして、進化しているのを感じました。個人的に好きだと感じたのは、パットのときの硬質感が小気味良く、タッチが合いやすいところです。もう一つ、ボールにアドレスしたときにボールに集中しやすくなったとも感じました。これはディンプルが新しくなった効果だと思われます。

僕は赤いボールナンバーのボールが好きなこともあって『CHROME TOUR X』は、本当に使いたくなるボールでした。ツアーボールとして万能という感じを味わいたいゴルファーに『CHROME TOUR X』をオススメします。

ちょっと気になったのは、姉妹ボールの『CHROME TOUR ボール』とあまり差がないことです。普通の人は、目隠しテストしたら、どちらかわからないと思います。わかりやすい点は、『CHROME TOUR X ボール』はキャリーで攻めやすいのと、ショートゲームの硬質感の感触が良いぐらいだと思います。ただこれはマイナスではなく、どちらでも好きなほうを使える、ということなのです。ツアーボールは究極まで進化すると、姉妹ボールが似てしまうのが宿命です。この注意点は、完成度が高いという証明でもあります。

個人的に強く思ったのは、ヘッドスピードが遅くとも、『CHROME TOUR X ボール』は、ツアーボールの良さをゴルファーに教えてくれるボールだということでした。

【試打クラブスペック】
『CHROME TOUR X』

構造 4ピース
コア ハイパー・ファストソフト・コア
ミッド デュアル・ハイスピードマントル
カバー ハイ・パフォーマンス・ツアーウレタンソフトカバー
ディンプル シームレス・ツアーエアロ
カラー ホワイト (他にトリプル・トラック、イエロー)

【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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