第1ラウンドはサスペンデッドに 河本力が7アンダー63で暫定首位/フジサンケイクラシック
フジサンケイクラシック第1日(29日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)は16時16分に濃霧のために競技が一時中断され、その後16時30分に降雨によるコースコンディション不良のため、サスペンデッドとなりました。ホールアウトできなかった13組38人は30日の午前6時45分に競技を再開する予定です。
ホールアウトした選手では、ツアー通算2勝の河本力が8バーディー、1ボギーの7アンダー63をマークし、暫定首位に立ちました。ショーン・ノリス(南アフリカ)は1イーグル、5バーディー、1ボギーの6アンダー64で暫定2位を追走しています。
前回優勝者の金谷拓実は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー69で暫定10位につけており、2014年大会覇者で今季1勝の岩田寛は3バーディー、1ボギーの2アンダー68で暫定4位と好位置をキープしています。マンデートーナメント(主催者推薦選考会)を突破して出場している中山絹也は13番ホール(パー3)でホールインワンを達成し、1イーグル、1バーディー、3ボギーのイーブンパー70で暫定19位に入っています。一方、前週優勝の香妻陣一朗はインから出て17ホールで6オーバーと苦戦していましたが、8番終了後に腰痛のために棄権しました。
09年と10年の大会で優勝した石川遼は14番まで3バーディー、ボギーなしの3アンダーと好調でしたが、15番ホール(パー4)では4オン2パットでダブルボギーを叩き、16番ホール(パー3)ではグリーン右のバンカーからのアプローチをピン1メートル強にオーバーさせてボギーを記録しました。17番のティーショット前に霧が濃くなり、競技が中断され、そのままサスペンデッドとなりました。現在のスコアは3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパーで暫定19位です