世界レベルを目指す香妻陣一朗 「LIVで戦うスコア」を想定した最終日
Sansan KBCオーガスタで3勝目を達成
国内男子ツアーのSansan KBCオーガスタ最終日(25日)が、福岡の芥屋GCで行われました。今季LIVゴルフに参戦中の香妻陣一朗が、2022年以来の国内ツアー3勝目を手にしました。
香妻は前半でスコアを3つ伸ばし、リードをスタート時の1打から3打に広げて折り返しました。終盤では16番で5つ目のバーディを奪い、プレーオフに入ったものの、17番と18番で連続ボギーを叩いてしまいました。「守ってしまった」ことは反省点ですが、焦りはなかったと語っています。
LIVゴルフには世界トップレベルの選手が集まり、今季「全米オープン」を制したブライソン・デシャンボーや元 世界ランク1位のジョン・ラームも参戦しています。香妻は「LIVで戦っているときのようなスコアを想定した」と話しており、通算16アンダーから出た最終日の目標は通算24アンダーでした。
香妻は「最終的にはメジャーに出たいけど、どこのツアーではなく、自分がレベルアップすることが大切」と語っています。LIV、米ツアー(PGAツアー)、欧州ツアー(DPワールドツアー)などで戦いたいというビジョンを持っています。
妻の玲奈さんと昨年5月に生まれた第一子の前で初めて優勝する姿を見せられた香妻。家族全員でトロフィを掲げ、来季の日本ツアーシードも手に入れました。次はさらに気持ちよく勝ちたいと語る彼は、世界レベルを意識して高みを目指しています。
LIVの今季最後の個人戦は9月13日に開幕する「シカゴ」ですが、その前に29日に開幕する「フジサンケイクラシック」にも出場する予定です。香妻陣一朗の活躍に注目ですね!
