女子ゴルフ・13歳でスポンサー16社のアマ、ついにツアーデビューへ「日本の試合は小さい時に１回出た」

　女子ゴルフのニトリレディスゴルフトーナメントが、8月22日から4日間、北海道苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部で開催されます。このトーナメントは賞金総額1億円で、優勝者には1800万円が授与されます。注目すべき選手の一人は、アマチュアでありながらツアーデビューを果たす須藤弥勒（すとう・みろく、13歳）です。彼女は群馬県太田市立生品中学校1年生で、これまで国内のアマチュア大会にはほとんど出場していませんでしたが、プロ競技でのデビューを果たします。

　須藤弥勒は「メジャー（ジュニアの国際大会）を取りに行ってたので、日本の試合は小さい時に1回出たぐらい。試合自体も2年前のキッズヨーロッパ選手権（優勝）が最後」と語っています。ここ2年間はラウンド数が少なく、自宅のガレージでシミュレーションゴルフを練習していたそうです。

　彼女は「でも、桂GCは先月からもう10回ぐらいは回った。私には距離が長くてほとんどパーオンできないので、小技でどうカバーできるか見てほしい。85を打たなければいいなぐらいのペースで回りたいと思います」と話しています。今大会で試合勘を取り戻し、次週のゴルフ5レディスにも参加したいと考えているようです。