改めて「掌屈」とは?本当に必要なモノなのか【レッスン用語♯6/掌屈】
掌屈とは何か?
掌屈は、手首を手のひら側に折り曲げる動きを指します。手首の形とクラブフェースは連動していて、左手首が掌屈するとフェースはクローズになりやすいです。掌屈の反対、つまり手首が甲側に折れる状態を「背屈」と言い、左手首が背屈するとフェースはオープンになりやすいです。
掌屈は、手首を手のひら側に折り曲げる動きを指します。手首の形とクラブフェースは連動していて、左手首が掌屈するとフェースはクローズになりやすいです。掌屈の反対、つまり手首が甲側に折れる状態を「背屈」と言い、左手首が背屈するとフェースはオープンになりやすいです。
なぜ「掌屈」が流行っているのか?
アマチュアゴルファーによく見られるミスの一つは、「フライングエルボー」と呼ばれるトップで右わきが空いてひじが外を向く動作です。このフライングエルボーと左手首の背屈はセットになりやすく、フェースが開いてしまいます。さらに、フライングエルボーはカット軌道にもつながり、球がつかまらない状況になります。そこで、フェースをクローズに保ってインパクトポイントを迎えやすい掌屈の形が流行しているのです。
掌屈ができない人は?
左手の掌屈を行う際、右利きの人は右手の背屈を意識する方がスイングしやすいです。また、フライングエルボーを防ぐために、右ひじのポジションをしっかり覚えることも有効です。ただし、手首や肩関節が硬い場合は掌屈を行うと「引っかける」可能性があるため、ストロンググリップを取る方法も検討してみてください。
掌屈はスイング改善に役立つ要素ですが、個々の体の特性に合わせて適切に取り入れることが大切です。