原英莉花、急きょ渡英し米ツアーに参戦!風にも負けず強さを見せる
原英莉花(はら・えりか)が急きょ推薦によるスポット参戦が決まった米ツアー「ISPS Handa スコットランド女子オープン」の開幕前に意気込みを語りました。同週開催の国内ツアー「CAT Ladies」にエントリーしていた原英莉花は、急遽スポット参戦が決まり、前週の軽井沢から渡英してきたのです。
彼女は「突然ですごくびっくりしたんですけど、ありがたいって思いましたし、すごいチャンスだなって思って。日本ツアーもエントリーしていてどうしようかなっていうのはあったんですけど、推薦をいただくことを決断しました」と心境を吐露しています。
エントリー完了後に出場を辞退する場合、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から罰金を科されることも受け入れ、自身のSNSではファンやスポンサー、大会関係者に謝罪しているそうです。
彼女は2月の「ホンダ LPGAタイランド」以来、米ツアーに出場しており、イギリスの難しいコースに挑戦しているとのこと。「昨日はすごく天気も荒れていたので今日が嘘のような感じで、いろいろ新鮮な気持ちです」と気持ちを切り替えているようです。
主戦場にする日本ツアーでは珍しいリンクスコースの印象を問われ、「ホントに難しいっていう一言でしたね、昨日回ってみて。1番ホールはまだ雨も降っていなくて風だけだったんですけと、グリーン周りも強くバウンドするイメージがあったのに加えて、回っていくうちに雨が降って止まるようになっていったんですけど、強い風で100ヤードでも8番アイアンを持ったり距離のジャッジが難しかったし、どうバウンドするのかっていうコース状況のジャッジっていうのがすごく難しかった」と話しています。
10月8日時点で、世界ランキング100位以内に入れば、エントリー予定の米女子ツアー予選会は最終ステージからの出場になるため、上位フィニッシュして少しでもランクを上げたいと意気込んでいるようです。「しっかりティーショットをフェアウェイに置くってことが、ひとつ難易度を下げるキーポイント。まずしっかり良いスタートを切れるように集中したい」と力強く語っています。