
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5305c02724c97dccf7b2effe7a2762e6f94f986
李忠成が語る遠藤航「自分を確立している」
イベント後に応じた単独インタビューでも、菅原について「僕のYouTubeで対談したことがあるけれども、とても好青年だなという印象だった。(オランダ1部)AZは育成に長けたクラブで、菅原選手もそこで力をつけてプレミアに参戦することが叶った。チームメイトから人気を得なければパスも回ってこないので、ああいった明るいキャラクターも間違いなく大事ですね」と、菅原の人柄がプレミア挑戦において重要なエッセンスになると語っている。
また、浦和時代にチームメイトだった遠藤とは「事あるごとに勝手に電話してます」と、現在でも親交が深い。プレミアの話もよくしているようで、「航が驚いていたのは、出ている選手と出ていない選手のレベルの差が激しすぎることで、そこがよく分からないと言っていた」と明かしている。
プレミアの印象について「レギュラーの11、12人はとてつもなく上手くて、Bチームとはそこまで差を感じていなかった」と語っていたようで、実際に遠藤も昨季の中盤戦までは出場時間が限られる立場にあったが、「あそこまで自分を確立している選手は、自分ができないことには手を出さない。それで通用しないのであれば仕方ないと割り切ることができる」と、常に冷静であったと李忠成氏は振り返っている。
今夏の移籍市場では去就も騒がれているなか、リバプールが優勝を目指すうえで、どうしても攻守で活躍が光る同ポジションのマンチェスター・シティMFロドリ、アーセナルMFデクラン・ライスとの比較も現地では取り上げられる。それでも李忠成氏は「航は航らしいプレーをすればいい。彼ができる100%をやり続ければ、優勝争いだってできる。攻撃面はマック・アリスターに任せれば、役割も明確になる」と、昨季の活躍の再現にエールを送っていた。