「100ヤード以内の感覚が良い」 櫻井心那、岩井ツインズらがスリクソン新ボールを“即投入”へ

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「100ヤード以内の感覚が良い」 櫻井心那、岩井ツインズらがスリクソン新ボールを“即投入”へ

 ダンロップのゴルフボール「スリクソン Z-STAR」の最新モデルが国内女子ツアーで登場しました。男子ツアーでも約1カ月前に支給され、蝉川泰果選手が新モデルにスイッチしています。海外ツアーでは松山英樹選手が1月から使用し、2月の「ジェネシス招待」で優勝し、「パリ五輪」で銅メダルを獲得するなど、一役買っています。

 詳細はまだ明らかにされていませんが、ボールには「Z-STAR」、「Z-STAR XV」、「Z-STAR◆」という印字があります。これは現行のニューバージョンになると考えられています。見た目の違いは、ラインの矢印の色がグレーに塗られた程度ですが、それでも女子プロたち、特に櫻井心那選手はその性能の変化を感じているようです。

 櫻井選手は「フェースに食いつく感じがあります。ウェッジでの100ヤード以内の感覚が良くなりました。アイアンのスピン量も良くて、これまでの良さが伸びていますね」と話しており、Z-STAR◆を使用して練習ラウンドでテストした後、実戦投入することを決めました。

 同じく即投入を決めたのは、岩井明愛選手と千怜選手のツインズ。彼女たちはともにZ-STAR XVを使用していますが、「飛距離にはあまり差がないけれど、確かにスピンが効きやすくなりました」と明愛選手はコメントしています。今週の試合での感覚を踏まえて、「AIG女子オープン」(全英)にも持っていくことを検討中だそうです。

 今季4勝でZ-STARを使用する竹田麗央選手は、今週の即投入は見送りましたが、「問題なく移行できる」と好感触を示しています。「打感が少し柔らかくなって、それが自分の好きな打感に合っています。もともと、スリクソンはイメージ通りの球が打てるので、その良さが引き継がれている感じですね」と話しています。

 青木瀬令奈選手と若林舞衣子選手も実戦投入に意欲的です。今季ここまで21試合中スリクソンボールが10勝し、メルセデス・ランキングトップ5も独占しているため、ツアーを席巻するボールの最新モデルに引き続き注目していきたいですね。

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