完璧イーグルも…悔しいハーフ『41』 吉田優利は“正念場”で試練「あとは伸ばすだけ」

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完璧イーグルも…悔しいハーフ『41』 吉田優利は“正念場”で試練「あとは伸ばすだけ」

CPKC女子オープン:吉田優利のムービングデー
日付: 27日
会場: アールグレイGC(カナダ)
ヤード数: 6709ヤード・パー72

 来週のリシャッフル(出場優先順位見直し)に向けて、吉田優利選手は正念場を迎えています。首位と4打差の7位からスタートした彼女は、1イーグル・2バーディ・5ボギー・1ダブルボギーのスコアで、トータル1オーバー・39位タイまで順位を下げました。

 WOWOWのインタビューで吉田選手は「すごく大変な一日でした。悪いゴルフはしていなかったけれど、ちょっとしたミスでスコアが大きく崩れてしまいました」と振り返っています。フェアウェイキープは8回、パーオンは10回とまずまずでしたが、ミスをカバーできず、一日がかみ合わないものとなりました。

 前半はおはようバーディもあり、1つ伸ばして折り返しました。しかし、後半は流れに乗りたかったのですが、失速してしまいました。11番でボギー、12番ではバンカーにつかまって難しいライから寄せられず。13番まで3連続ボギーを喫して一気にスコアを落としました。

 14番パー5ではティイングエリアが前に出て実測489ヤードとなり、吉田選手は2オンに成功し、「完璧なショット」と傾斜を使って3メートルにつけてイーグルを奪いました。これをきっかけに息を吹き返したかったのですが、15番でボギーとなり、最終18番ではラフに苦しめられて5オン1パットのダブルボギーを叩きました。「もう少しいいスコアを出したかったというのが本音」とハーフ「41」を悔やんでいます。

 ルーキーイヤーを戦っている吉田選手は、5月に行われた第1回リシャッフルで下位に沈み、タフな夏場を乗り越えています。来週の「ポートランドクラシック」後には2度目のリシャッフルが行われ、現在130位につけているポイントランキングを80位以内まで上げることができれば、シード選手と同等の試合数を確保でき、これがアジアシリーズ出場権やシード権獲得への大きな一歩となります。それに届かなかったとしても、少しでも上の順位にいることが大切です。

 吉田選手は「あとは伸ばすだけだと思います。休んで、明日いいプレーができるように頑張ります」と語っています。最終日はうっぷんを晴らすような会心のラウンドで浮上し、ビッグポイントを獲得したいとのことです。

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