日本は格下？ 韓国メディアは五輪メダル争いのライバルを米国と報道「強い韓国女子の復権はあるのか」

　韓国のエイミー・ヤンが米国女子ツアーで自身初のメジャー大会優勝を果たしました。彼女はプロ17年目で34歳にして、メジャー初制覇とツアー通算6勝目を記録しました。さらに、エイミーにとってうれしい出来事は、韓国代表としてパリ五輪出場を決めたことでした。

　パリ五輪のゴルフ競技には各国2名が出場できますが、世界ランキング15位以内に入れば最大4人の出場が可能です。エイミーは全米女子プロ前の世界ランキングで25位でしたが、優勝に近い成績を収めることで五輪出場権を獲得しました。6月24日に発表された世界ランキングで、エイミーは5位に上昇し、ジンヨン（3位）とキム・ヒョージュ（13位）とともに韓国から3人の五輪出場が決まりました。

　一方、米国勢は世界1位のネリー・コルダ、2位のリリア・ヴ、9位のローズ・チャンの3人が出場します。日本勢は10位の笹生優花と19位の山下美夢有の2人です。

　韓国スポーツ・芸能専門サイト「イーデイリー」は、韓国と米国が最大の3人を五輪に送り込むことになり、し烈なメダル争いが期待されると伝えています。

　エイミーの優勝によって、2024年シーズンの米国女子ツアーで開幕から15大会連続で続いた韓国人選手の“未勝利”の不振も崩れました。韓国勢はここ数年、米ツアーでの勢いが衰えていたため、五輪でのメダル争いには一抹の不安があります。

　韓国は「ゴルフ強国」としてのプライドをかけて、パリ五輪で再び金メダルを獲得できるかどうか、注目されています。