キャビティーとマッスルバックを組み合わせたい! 異なるモデルで構成するコンボセッティングのメリット&デメリット
全米女子オープンでの笹生優花選手の優勝は、日本人初の快挙として記憶に残る瞬間でしたね。彼女のクラブセッティングについて、詳しく説明します。
笹生選手は、4番と5番アイアンにキャロウェイの「APEX CB」というキャビティーモデルを使用し、6番から9番アイアンには同じキャロウェイの「APEX MB」というマッスルバックアイアンを選んでいます。このような「コンボセッティング」は、PGAプロでもよく見られます。
コンボセッティングの目的は、ショートアイアンではコントロール性の高いマッスルバックを使い、ロングアイアンでは球が上がりやすくミスに寛容なキャビティーや中空モデルを選ぶことで、番手ごとの緻密な弾道の演出や役割分担を実現することです。これにより、単一モデルのセットでは難しい弾道のイメージを具体化できます。
ただし、コンボセッティングを組み上げるのはアマチュアゴルファーにとってはハードルが高いこともあります。アイアン同士の組み合わせや微調整、重量やバランスの問題などを考慮する必要があります。また、コストもかかるため、工房で相談してみることをおすすめします。
興味を持った方は、ぜひ工房に相談してみてくださいね。自分好みのセッティングを実現できるかもしれません。
