渋野日向子がソフトボール始球式で剛球披露　4年後の“五輪復活”にも喜び「自分も盛り上げていけたら」

　渋野日向子選手は、日米対抗ソフトボール2024の第2戦で始球式に登板しました。スムーズなフォームから出た球は低めのボール球で、緊張しながらもノーバンで投げることができたそうです。力強いピッチングでソフトボールファンを魅了しました。

　彼女は小学生時代からソフトボールに熱中しており、女子プロゴルファーとしても活躍しています。シーズン中は海外での転戦が続く中で、彼女にとって「マイグローブ」は欠かせない存在です。

　2028年のロサンゼルス五輪でソフトボールが復活することも楽しみにしているそうです。08年の北京五輪を最後に正式種目から除外されていましたが、21年の東京五輪で13年ぶりに復活。日本は2大会連続で金メダルを獲得しましたが、今年のパリ五輪では採用されませんでした。

　彼女は「自分もいつか日本代表としてオリンピックに出たい気持ちもあるので、みなさんと一緒に頑張りたい」と語っています。また、4年後の五輪ゴルフ代表への意欲ものぞかせています。

　東京五輪で金メダルを争った日本と米国の一戦は、富士山スタジアム（静岡県ソフトボール場）で行われました。国際試合は1998年の世界選手権以来26年ぶりで、地元のファンも大勢が応援に駆け付けました。

　一時帰国中の彼女は「大役」を果たし、海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」に向けてフランスに渡ります。リフレッシュした気持ちと球場で得たパワーを胸に、主戦場へと戻ることでしょう。