【満身創痍】稲見萌寧はコースに復帰「だいぶ回復したけどまだ食事が」
体調不良で途中棄権したという報道を聞いて驚きました。しかし、復帰を果たす姿勢には感心します。ゆっくりと回復を図りながら、復帰に向けて頑張って欲しいです。
<ブルーベイLPGA 事前情報>
◇6日
◇鑑湖ブルーベイGC(中国)
◇6675ヤード・パー72
シンガポールでプレーした先週は、第3ラウンド開始前に体調不良のため棄権。大会を中継するWOWOWのインタビューでは「だいぶ回復はしてきたんですけど、まだお腹の調子が戻り切らず、食事がうまく摂れていない」という満身創痍の状態を明かした稲見萌寧だったが、なんとかコースに戻ることができた。
本調子でなかったこともあるが、その先週は初日が「76」、2日目が「77」とふるわず。「ショットはまだ悩みながらやっている。パッティングはクラブを替えたり試行錯誤して。あとは試合当日になってどう変わるかが楽しみですね」。体調に加え、ゴルフの状態も上向きにするために調整を続けている。
コースを回るうえで、注意を払うのが「特徴がすごい」と驚いたグリーンと、その周辺。段になっている形状も多いため、「いかに(ピンと)同じ面に乗せられるかが大事。乗らなかった時にどう対処するかも」という部分を心に刻む。
本場の中華料理は、「あまりお腹が良くないので、おかゆを食べたりしています」と話すが、「日本とは違うし、想像したものと全然違うのがきたけど、それも美味しかった」と気に入っている様子。しっかりと舌鼓を打てるような状態に戻していきたい。
ここまでのタイ、シンガポールでのアジアシリーズとは違い、今週は予選カットもある。「予選通過が第一の目標。そこをクリアしたら、なるべく順位を上げられるようにしたい」。1月のフロリダ連戦は19位、8位で終え、ポイントレースも累計135ポイントの27位とまずまずの序盤戦を過ごしている。米本土でのシーズン本格化を前に、気力、体力ともに上昇気流に乗っておきたい。