全身ピンクのユニフォームでプレーすることで、自信を持ってラウンドに臨めたのかもしれません。
「資生堂さんからパワーを…」アン・シネが“全身ピンク”でプレーしたワケ
資生堂レディスオープン初日レポート
プロローグ
6月27日、神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部西コース(6697ヤード・パー72)で、「資生堂レディスオープン」の初日が開催されました。主催者は化粧品メーカー大手の資生堂です。この大会初日は、多くの注目選手が参加しました。
アン・シネ(アン・シネ)
韓国のプロゴルファー、アン・シネ(アン・シネ)は、全身ピンクのウェアでプレーしました。結果は2バーディ・3ボギーの「73」、1オーバーで62位タイとなり、2日目へと進みます。シネ選手は決して満足のいくスタートではなかったものの、その表情には悲観の色は見えませんでした。
ショットの調子とグリーン対応
シネ選手は「先週と比べてショットの調子が良くなってきています。グリーン周りやグリーン上も対応できているので、ある程度自信を持ってプレーできています」とコメント。ここ数試合で予選落ちが続いていましたが、復調の兆しが見えています。
前半と後半のプレー
前半の17番、18番では連続バーディを奪取し、1アンダーでハーフターン。しかし、後半は風が強まり、ピンの旗が大きく揺れるほどでした。「後半は風が強く、番手の選び方や方向をミスしてしまいました」と振り返ります。後半はノーバーディ・2ボギーと苦戦しました。
ショートアイアンの課題
シネ選手が課題として挙げたのはショートアイアン。この日のパーオン率は55.5%で、2打目以降の精度に苦しみました。「この後はショートアイアンを調整します。距離も長いので、“ガマン、ガマン”のゴルフでチャンスを取りながら、短いところでパターを入れてバーディを獲っていければいいと思います」と、予選通過に向けて意気込んでいます。
観客を魅了するピンクのウェア
プレーだけでなく、ギャラリーの視線を釘付けにしたのは、全身ピンクのド派手ウェアです。「小さい頃から商品を買っている」と語るシネ選手は、資生堂の化粧品を愛用しています。「資生堂さんのパワーをもらって、今日はいいスコアで回れるかなと思って(笑)」と話し、サンバイザーからソックスまで全身を資生堂のイメージカラーであるピンク一色で統一しました。「(パワーをもらう)つもりでいましたが、まだまだでした」と苦笑いを浮かべました。
明日のウェアカラー
次の日のウェアカラーについて尋ねると、「迷っています…。明日は雨模様なので…」と困った表情を見せました。「レインウェアを着ないといけないと思うので、着やすい感じにしようかなと思っています」とコメント。ウェアの色はまだ決まっていませんが、パンツスタイルが予想されます。きょうのような華やかな“衣装”とはいかないかもしれませんが、その分プレーで観客を魅了したいと語りました。
エピローグ
初日は様々な選手がそれぞれのプレースタイルで観客を楽しませました。特にアン・シネ選手は、その華やかなウェアと共に、確実に復調の兆しを見せたプレーで注目を集めました。明日の試合にも期待が高まります。
