【全米女子プロ】渋野日向子、大逆転のパリ五輪切符獲得の条件は?
全米女子プロ選手権:渋野日向子が最終日に向けて優勝圏内をキープ
米女子ゴルフツアーの全米女子プロ選手権が進行中です。第3日の22日、米ワシントン州サハリーCCで行われた試合で、2打差3位から出た渋野日向子(25=サントリー)が3バーディーと4ボギーのラウンドを回り、通算3アンダー213で首位と4打差の5位に順位を下げました。しかし、優勝圏内をキープして最終日を迎えることになりました。
渋野の大逆転によるパリ五輪代表入りは、5年ぶりのメジャー優勝が絶対条件です。現在の渋野の世界ランキングは日本人11番目の62位で、総ポイントは92・86ポイント(P)です。もしメジャーの全米女子プロで優勝すれば、100Pが加算され、192・86Pとなります。これを出場した53試合で割ると、順位を決める平均ポイントは3・63になります。現在、日本人2番手の古江が今大会で9位以下、日本人3番手の山下が5位以下となれば、渋野の奇跡のパリ五輪出場が決まります。
