渋野日向子が池から「頑張ってパーセーブ」 4アンダーの好位置で週末へ
米国女子ゴルフツアーの全米女子プロ選手権第2日(2024年6月21日)で、渋野日向子(25歳)は4バーディーと2ボギーのスコアで回り、通算4アンダーに伸ばしてホールアウト時点で首位と2打差の好位置につけました。スタートの10番から3連続バーディーを決めた渋野は、続く13番でボギーを叩きましたが、その後の2番パー5で最大のピンチに直面しました。フェアウェーからの第3打はグリーンに届かず池の浅瀬へ。しかし、ボールは岩場にあり、見事なコントロールでピンまで寄せてパーをセーブしました。
中継局WOWOWのインタビューで、渋野は「サードでダフってしまってボールは見えてるけど池に入ってるなと思った。行ってみたら打てる状態だったので、頑張ってパーセーブできて、本当にラッキー。石があったけど、そこは気にせずできた」と振り返りました。最終9番でボギーを叩いたものの、週末に向けて上々の位置をキープしています。
全米女子オープン以降、上昇気流に乗る渋野には19年の全英女子オープン以来のメジャー制覇の期待もかかっています。優勝すれば、他の選手の成績次第で大逆転でのパリ五輪切符の可能性もあるとのことです。「また明日、良いイメージで回れるように頑張りたい」と、勝負のムービングデーに集中している渋野日向子に注目です。