稲見萌寧にまさかのトラブル ドライバーヘッドが“盗難”「同じヘッドはないので…」
稲見萌寧が思わぬアクシデントに見舞われた。
KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報
大会概要
大会名: KPMG全米女子プロゴルフ選手権
開催地: サハリーCC(米ワシントン州)
コース情報: 6731ヤード・パー72
稲見萌寧(イナミ・モネ)のトラブル
渡米直後の出来事
「全米女子オープン」後の2週間、日本で調整を行った稲見萌寧(イナミ・モネ)は、アメリカへ渡った直後に思わぬトラブルに見舞われました。直行便で現地入りし、クラブを収納していたトラベルバッグを開けると、ドライバーのヘッドが盗まれていることに気づきました。「シャフトとヘッドカバーだけ入っていて、ヘッドだけきれいに盗られていました」と語っています。
対応と調整
航空会社に問い合わせましたが、ヘッドの行方は未だ不明です。そのため、新しいヘッドを取り寄せるしかありませんでした。17日にはアウト9ホールを回りましたが、ドライバーがないため3番ウッドを使用し、コースを確認しました。18日に代替品が届き、急ピッチで調整を進めています。
調整の難しさ
微妙な個体差
1月から使用してきた“エース”ドライバーは微妙な個体差があり、「なかなか同じヘッドというのはないので、しょうがない。スイングを調整しているので、スイングなのかクラブなのか、状態がちょっと分からない」とコメントしています。代替ヘッドは1つしかないため、それで何とかしっくりくる方法を探るしかありません。
自主的な調整
プロアマ戦には参加していなかったこの日、稲見選手は練習場で自身のドライバーを微調整しながら調整を繰り返しました。
課題と挑戦
調整の試行錯誤
4月の「JMイーグル・LA選手権」から4試合連続で予選落ちを経験した稲見選手は、帰国中に左へのミスの原因を突き止め、新たな体の動かし方に挑戦しています。「調整というか挑戦。また新しくやり始めて、体の使い方も逆。試合でできる、できないを繰り返して良くなると思う。時間はまだ必要だけど、リハビリ的な感じで」と語り、求める方向性は見えてきたとしています。
まとめ
最終調整へ
開幕まであと1日となりました。稲見選手は、ドライバーの盗難に憤りと疑問を感じつつも、冷静に対処しています。19日には初めてコースにドライバーを持ち込み、最終調整を進める予定です。結果を出すために、全力で取り組んでいる稲見萌寧選手の活躍に期待が高まります。
